普段は、iPhone6をメインで使っているのですが、最近、「ストレージの空き領域がありません」というメッセージが頻繁に表示されるようになりました。
容量不足の主な原因は、写真です。
128GBのiPhoneを使っているのですが、そのうち、71.9GBを写真で使っているので、半分以上を写真で占めています。
バックアップをして、写真をiPhoneから削除すればいいのですが、今まで特になにもせずに使い続けてしました。
iTunesでバックアップはしているのですが、最近は、iTunesを入れているWindowsPCの容量不足もあって、バックアップもしていませんでした。
iTunesは使い勝手がよくないので、直接、写真データのみをバックアップしたり、バックアップした写真をiPhoneから削除したいです。
目 次
Macで、iPhoneの写真データをバックアップ
デジカメで撮った写真は、Windowsパソコン経由で、ハードディスクやネットワークディスクに移していたので、Macで写真データを処理したことはあまりありませんでした。
で、調べてみると、「イメージキャプチャ」というアプリでバックアップやiPhoneに保存されている写真が削除できるようです。
Macアプリ「イメージキャプチャ」を使ってみた。
「イメージキャプチャ」は、「アプリケーション」フォルダの中にあります。
起動すると、下記のような画面が表示されます。
iPhoneの写真をパソコンに保存する
iPhoneをUSBで接続すると、iPhoneの中の写真が表示されます。
「読み込み先」のコンボボックスから「その他」を選択して、iPhoneの写真を保存する、保存先を指定します。
保存先のフォルダを指定します。
私は、事前に「Finder」で作成しておきましたけど、下記の画面の「新規フォルダ」ボタンで作成することもできます。
保存先のフォルダを選択して、「選択」ボタンをクリックします。
次に下記の画面で、「すべてを読み込む」ボタンをクリックします。
読み込み後にiPhoneの写真を削除する場合は、「読み込み後に削除」のチェックボックスにチェックを入れます。
今回は、iPhoneの容量確保が目的なので、このチェックボックスをチェックしておいた方が手間がかからないのですが、このアプリを使うのは初めてだったので念のために、iPhoneの写真データは残し、正常にコピーされているのを確認してから、iPhoneのデータを削除する方法で行いました。
写真データの確認
写真の読み込みが完了したら、Macで、保存先のデータ数を確認し、iPhoneのデータ数と同じことを確認します。
iPhoneからバックアップ済みの写真を削除する
正常にバックアップされていたので、iPhoneの写真データを削除します。
1.削除する写真を選択
①写真を一覧形式で表示する
複数の写真を選択するので、わかりやすいように一覧形式の表示にします。
写真の表示順は、名前の昇順になっていました。
名前は、iPhoneが自動で連番を付加して付けているので、日付の古い順に並んでいます。
ファイル名を変更したり、別で撮った写真をiPhoneに保存している場合などは、上部に表示される「日付」、「名前」などをクリックしてソート項目、昇順、降順を選択します。
2.削除する写真を選択(写真の範囲選択)
写真の表示順に注意して、削除する写真の範囲を選択します。
今回は、古い順に並んだ写真を削除するので、
②先頭の写真をクリック、
画面を下へスクロールして、削除する範囲の最後の写真を
③「Shift」キーを押しながらクリック
(選択された写真の範囲がリバースします)
3.写真を削除
削除する写真の範囲を選択した状態で、
画面下の、④「削除」ボタンをクリック
確認画面が表示されるので、
⑤確認メッセージで、削除ボタンをクリック
削除の進捗状態が表示されて、削除中のメッセージが表示されるので、終わるまでそのまま待ちます。
私の環境では、3,744枚の削除で、約50分程かかりました。
使うMacのスペック、バージョン、iPhoneのバージョンなんかによっても、かかる時間は変わると思います。
iPhoneの写真を削除した後の空き容量
写真削除前の空き容量は、44.0メガバイトでした。
写真をMacにバックアップし、iPhoneから、3,744枚を削除した結果、空き容量は、36.0ギガバイトになりました。
35.956ギガバイトの容量が増えた計算です。
実行日:2017.08.06
MacBook:Mac OS X Lion 10.7.5
iPhone6:Version8.2(12D508)