ローマ字入力と、かな入力はどちらの入力方式が良いのか?

子供(小3)がローマ字を習って来てました。
アルファベットですが、英語ではないので、国語の授業の中で習います。

まだ自分でパソコンを使う事はないのですが、日本語をパソコンで入力するには 文字入力はローマ字入力かかな入力どちかの方式です。

ローマ字入力とかな入力

ローマ字入力は、キーボードに書かれている、アルファベットを打って文字を入力します。

かな入力は、キーボードに書かれている「ひらがな」を打って入力します。


昔は、親指シフトという特殊な入力方法もありましたが、もう一般的ではなくなってしまいました。

富士通のサイト
親指シフトキーボードの特長

ローマ字入力は、当然、ローマ字自体を覚えてないと入力できない方式ですが、 ローマ字入力、かな入力どちらの入力が良いのでしょうか?

既にパソコンを使っている人は、今さら入力方法云々ってことはないですけど、 今からパソコンを使い始める場合はどうでしょうか?

私の場合は、ローマ字入力です。
今ではインターフェースもほとんどGUIなので、コマンドを直接入力して何かをすると言う機会も少ないですが、昔はアルファベットを使って入力することも多かったので、 ローマ字入力が当たり前でした。

日本語入力は、ワープロやパソコンのワープロソフトなんかが走りだと思うのですが、既にその時にはキーボード入力と言えば、アルファベットで入力することが普通でした。

かな入力は出来ないので、普段意識することはないのですが、子供がローマ字を習いだしたので、ちょっと考えてみました。

たまに、何かの拍子に、かな入力に変わってしまった場合、戻し方がわからなかったりします(笑)

単純にキーの打鍵数を考えた場合、かな入力の方が少ない打鍵数で文字を入力できます。

例えば「入力」という文字を打つ場合、かな入力は「にゅうりょく」で打鍵数は6文字。
これをローマ字入力した場合、「nyuuryoku」 で打鍵数は9文字。

キーを打つ数だけを考えた場合、かな入力の方が早く打てる気がします。

結局、どちらの入力方式が良いのか?メリットとデメリット

これから入力を覚える場合、単純にみると、キーの位置を覚える数はローマ字が26文宇、 かなが46文字で、覚える数は、ローマ字入力の方が少ないです。

「ば」や「ぱ」のような濁点、半濁点を入力する時には、かな入力はShiftキーと組み合わせて入力します。

ローマ字入力の場合は、ローマ字を覚えていればそのまま入力できる文字もありますが、文脈や単語によっては、何通りかの入力方法があります。

小さい「っ」の入力方法

例えば「よって」 は「yotte」のように小さい「っ」を入力するのに子音を二回続けて入力しますが、単独で小さい「っ」 を入力する場合は、前に「x」 又は「l」 (エル)を付けて入力します。

「xtu」か「ltu」です…

と今、Macで入力しているのですが、試してみたら、Macでは「ltu」だとダメでした...

Windowsでは、「x」でも「l」でも変換できます。
Windowsの日本語変換ソフトは「IME」、Macの日本語変換ソフトは「ことえり」です。

他の日本語変換ソフトでは、もしかしたら違うかも知れません。

このように見ると、かな入力の方がキーの場所を覚えてしまえば、Shiftキーとの組み合わせはあるものの規則は単純のようにも感じます。

ただ、実際の文章なんかでは、英語表記が混ざることもあるので、アルファベットの位置も覚えて置かないと、結構入力が面倒…ということもあります。

そう考えると、かな入力をするにしても、結局、ひらがな、アルファベット両方覚える必要があるので、ローマ字入力の方が良い気がします。

もっとも、最近の日本語変換ソフトでは、日本語を入力すると簡単な単語は、英語に変換して入力してくれますけど、あくまでも補助的で、当然、ローマ宇入力を行ってもこの機能の恩恵を受けられるのは、同じですね。