毎日のお風呂やシャワー、キッチンでお湯を使ったり、生活になくてはならないものなので、給湯器が 故障すると、即、困ってしまうのですが、昨日、いきなりお湯が出なくなりました。
実は、数年前にも同じように、お湯が出なくなった事があります。
お風呂のお湯を貯めて、普通にシャワーも使えたんですが、何故かその後、お湯がでなくなりました。
お湯を出すと、通常ならリモコン部分に表示される炎マークも表示されません。
給湯器の寿命は、10年から20年!?
給湯器の寿命を調べてみると、かなり幅があるのですが、目安的には10年から20年程度のようです。
メーカーのサイトでは、10年が目安となっています。
我が家の機種のメーカーはノーリツなので、とりあえずノーリツのサイトを見てみました。
メーカー(ノーリツ)のサイトにも表示があります。
うちのマンションは全世帯同じ型番で1997年から使っているのですが、同じ製品でもバラつきがあり、 早い家で、7年程度で交換しています。
不具合の現象もさまざまで、シャワーは使えるけど、追いだきができない、リモコンの電源が不安定、 シャワーの途中で、水になっていまう...などなど。
実際、マンション内では、交換している世帯のが多いのですが、我が家のように21年目でも、使えている世帯も何件があります。
当然、同じ製品でも、同じタイミングで壊れるわけではないですし、同じマンションとは言え、設置環境も微妙に異なるので、差があるのはしかたないですが、安いものでもないので、10年程度はもって欲しいですね。
ノーリツでは、有償ですが、最長10年の保証を付けられるようになってました。
ノーリツ安心プランS
当時も原因を探ってみたりしたのですが、年数が経って忘れていることもあり、再度、確認してみました。
既に21年目に突入したので、いつ壊れてもおかしくはないので、いざって時に交換できるように、対応機種なんかも調べつつ、原因についても改めて、調べてみました。
原因については、以前、調べた時に、台風など風雨が関係していることがわかっています。
台風など風雨の強い時には、給湯器の内部に水分が入って、お湯がでない事がある!?
今回、改めて確認してみると、次のような記載があります。
前回の時も、台風ではなかったのですが、風雨が強くて、春先の温かい時期で、湿度が高い感じでした。
台風や横殴りの雨で、給湯器本体に直接雨がかかり、排気口から雨が入ったりして、内部に水分が入ると、点火がされないようにコントロールされているようです。
仕組み的には、蛇口をひねって水を出すと、自動点火機能で、点火プラグに火花が発生し、ガスによって点火となるようですが、点火プラグが濡れてしまって、火花が発生しないので、ガスが点かない...ってことですね。
安全装置が働いて、点火を制御しているのか、単純に点火プラグが濡れて点火できないのか分かりませんが、家のは、後者のような気がします。(笑)
通常であれば、水を出した時点で、給湯器から、ジーというような点火時の音が発生するのですが、ダメな時には、何も音が発生しません。
機種によっては、リモコンに「111」、「E06」、「06」のエラーコードが表示される機種もあるようです。
我が家のは、そんな表示は出てなかったのですが、ガス点火中を示す、炎のマークが表示されずに、お湯が出ない状況でした。
エラーコードがが表示される機種なんかは、点火を制御しているのでしょうかね?
(追記 2018.03.08)
取扱説明書があったので、見てみるとエラーコードの内容が記載されていました。
我が家の機種も表示ができるようになっていましたが、説明書にあるように
運転ランプの点滅はなく、見た目は正常に作動しているんですが、お湯が出ないという状況でした。
今回の現象も、前回と同じような現象で、お天気も風雨が強く、環境的にも同じでした。
台風ではないですが、発達した低気圧の影響で、風が強く、傘を差しても役に立たないような 状況で、我が家の給湯器は玄関側に設置されているのですが、通路は雨で濡れていました。
湿度も高く、結露が出来ているような状態だったので、点火プラグが濡れて、点火できない状態だとすると、時間が経って、点火プラグが乾けば復活するはずです。
結局、夜のうちは復活しなかったのですが、次の日の朝、試してみると、復活してました。
やはり、前回同様、点火プラグが濡れたことが原因のようですが、点火プラグの経年劣化も関係してそうです。
お天気の条件は同じでも、マンション全体の給湯器がダメになっているわけではないので、やはり 古くなると、劣化しているのでしょう...当然ですね...
給湯器のお湯がでない場合、何か試せる方法はある?
簡単に試せそうなことは、もし「追いだき」ができるようであれば、給湯とかシャワーはダメでも、浴槽に水を張って、追いだきをすると、その熱によって給湯器内部が乾燥し、給湯の方の点火プラグが復活することもあるようです。
まぁ、復活まで至らなくても、お湯がわかせれば、とりあえずお風呂には入れます。(笑)
我が家の場合は、前回もそうだったのですが、給湯までは出来て、その後、追いだき機能で設定温度まで達した時に、沸き上がりの通知があるのですが、お風呂に入って、いざシャワーを使おうとすると、お湯がでないという状況でした。
なので、実際に試した事はないのですが、メーカーのサイトにも記載がありました。
あとは、ドライヤーで給湯器内部を乾燥するってのもありましが、素人がネジ外して、カバーを開けるのは、ちょっと、どうなんでしょう?
こちらは、ネット上で見つけた情報なので、メーカー推奨の方法ではないです。外側から乾かせば、いいのかな?(笑)
何れにしても、点火プラグが関連しているようですが、修理を依頼すると、部品代は安かったとしても、それなりの工賃がかかりますし、古い機種の場合は、既に部品が提供されていない場合もあります。
ある部分を直しても、古いと、別の不具合簡所が発生する可能性が高いので、買い換えた方が、結局、安く上がった...なんてことになりそうですね。
その見極めは、難しいんですが、家の場合は、20年以上使っている機種なので買い替えでしょう。(笑)
お天気の心配をしながらってのも、いやなのですが、それにしても、給湯器の定価って何なんでしよう?
ホームセンターなどの実店舗でも、割引率はかなりありますが、ネットでは本体価格は半額とか70%引きとか、割引率だけを見ると、かなりの割引になっています。
まぁ、定価が30万とか40万とか...実体とかけ離れているようですが。