子供のオンライン授業の為にZoomをインストール、試してみました

子供が塾に通っています。 集団塾ではなく、個別指導塾なので、教室はパーティションで仕切られてはいますが、時間帯によって は多くの人数が同じフロアで授業を受ける事になります。

コロナウィルス対策としては、3密を避ける事が提唱されています。
電車を使って通塾しているので、電車もリスク要因になります。

塾の対応も比較的早く、環境的に可能であればオンライン授業へ移行という連絡が来ました。

教室、又は先生の自宅と生徒の自宅でリアルタイムで授業を行います。

使用するアプリは、テレビ会議などが可能な、Zoomというソフトウェアです。

目 次

急速に利用者が増えている! Zoomとは?

パソコン、タブレッド、スマホなどで使う、ビデオ会議ツールです。
離れた場所で、複数の人が参加する会議や授業などの用途に使えるアプリ(ソフトウエア)です。

このような状況の中、急速に利用者が増えています。

Zoomのセキュリティは大丈夫?

そこで不安になるのが、セキュリティ面ですが、注目されているぶん、危険な要因も指摘されています。

アメリカ連邦捜査局(FBI)が、セキュリティ上の問題を指摘してします。
(東洋経済オンラインの記事)利用者が爆増「Zoom」を使うと何が危ないのか

ただ、今のところ塾のオンライン授業を受けるには他に選択肢はなく、Zoomのセキュリティに不安がある場合は、教室で直接授業を受けるしかないのですが緊急事態宣言の中、通塾すると言うのも、感染リスクは増える事になってしまいます。

もちろん、教室で先生と直接のやりとりが一番なのですが、今後の状況しだいでは、教室に通う事もできなくなってしまった場合、オンライン授業もできないとなると、学習の機会が断たれてしまいます。

Zoomのセキュリティ面については、下記の記事に詳しく書かれていますが、学習塾のオンライン授業などで使う分には問題ないようです。

(日経クロステックの記事)ビデオ会議「Zoom」は本当に危ないのか? 3つのセキュリティー問題でこれが怖い

という事で、事前にZoomがどのようなものか試してみました。

Zoomでオンライン授業を受ける時に必要な環境は?

必要なものは

・パソコン(タブレット、スマホでもOK)
どのOS(macOS、Windows、アンドロイド、iPhone(iOS))にも対応しています。
・インターネットのできる回線

一番使い勝ってが良いのは、カメラが付いているノートパソコンですが、iPadなどのタブレッド、スマホでも大丈夫です。

インターネットを使うので、回線は光ケーブルの通信環境が理想ですが、データ通信容量はスカイプと比較して、10%程度と言われていて、ポケットWi-Fl などでも問題ないようです。

・書画カメラ(しょがカメラ)

パソコンについているカメラやWebカメラで、お互いの表情を見てやりとりできますが授業ではテキストなど、手元を映せるカメラが別にあると、効率よく授業ができます。

なくても、ホワイトボードを活用したり、工夫することで対応できますが、あればベストでしょう。
パソコンにiPihone(iPad)を接続して、第二のカメラとして使う事もできます。

Zoom、アカウントの登録とインストール手順

会議(授業)を主催して、他の人を「招待」する場合、アカウント登録をしなければなりませんが、 招待される方は、アカウントはなくても利用できます。

会議(ミーティング)を主催する場合は、アカウント登録とアプリのインストールが必要です。

会議(ミーティング)に参加するだけの場合は、事前にアカウント登録やアプリの事前インストールは不要です。
主催する側から、招待メールを受け取り、そのURLをクリックするとインストールが始まるので、手順に従って環境のセットアップが可能です。

Zoomのインストール

*今回は、Macでのインストール画面ですが、Windowsでも手順は同じです。
 子供が授業を受けるパソコンはWindows10を使っています。
 子供用のWindows10のSモードのパソコンではMicrosoft Store にZoomがなくインストールできませんでした。

下記のURLから、メールアドレスを入力して「サインアップは無料です」をクリックします。

https://zoom.us/

生年月日を確認する画面が表示されます。

サインアップするには年齢制限があるようで、16才以上でないと下記のメッセージが表示されます。

生年月日を入力して、「続ける」をクリックします。

メールアドレスを入力して、「サインアップ」をクリックします。

 

Zoomのメールが来ない場合は?

使っているメールアドレスやタイミングによるのかも知れませんが、メールが送られてくるまでに時間のかかる場合があるようです。

試しに使ったyahooメールはメールが来なくて何回か再送したのですが、メールが来たのは次の日でした。
次の日に2通のメールが時間差5分で届いていました。(笑)

使用するメールアドレスは何でも良いのですが、ブラウザで確認できる、Gメールが便利です。

結局、Gメールを使いましたが、5分もかからずメールが来ました。
しばらく待ってもメールが来ない場合は、他のメールで試してみると良いです。

入力したメールアドレスに「メールアドレスの認証」メールが届きます。

 

「アクティブなアカウント」をクリックします。

下のような「Are you signing up on behalf of a school?」(学校に代わって登録していますか?)の画面になりますので、「いいえ」を選択して、「続ける」をクリックします。

アカウントの情報を入力します。

氏名を入力して、パスワードを決めて入力します。
「続ける」をクリックします。

 

「仲間を招待」の画面になるので、「手順をスキップ」をクリックします。

「ミーティングのテスト」ページが表示されたら、登録完了です。

続けて、実際にミーティングを行う場合は「Zoomミーティングを今すぐ開始」をクリックします。
終了する場合は、ページを閉じて終了します。

実際に授業を受けてみた子供の感想は?

塾のオンライン授業を受ける前に、試しに使ってみました。

普段、YouTubeなどで鮮明な画像に慣れていると、遅延気味の画像は荒く感じたのですが、 子供の感想は意外に良かったです。

自宅で、塾までの移動なしに授業を受けられるのは良いという感想でした。

実際の授業は、子供部屋で一人で受けたので、 授業風景は見ていませんが、事前に書画カメラとの切り替えなど一連の操作を教えておいたので、途中、特に呼ばれる事もなくスムーズに進みました。

オンライン授業には、書画カメラはあった方が良い

メインのカメラは、ノートパソコンのカメラを使って、オンライン授業の為に中古ですが、 書画カメラを準備しました。

塾の方でも、書画カメラは用意しているようですが、台数が足りないのか、今回の授業では先生側 には書画カメラはなくホワイトボードを使って授業が行われました。

実際の対面授業でも、ホワイトボードを使って授業を行っているので、特に違和感もなく受けられた ようです。

ただ、授業を受ける側は、書画カメラがないと先生から生徒の手元が見れませんので、書画カメラ はあった方が良いです。

まだ、書画カメラを用意している生徒は少ないようで、先生には好評だったそうです。

書画カメラがないと、生徒が書いたものを見せるには、メインのカメラに映す必要があり、 遅延気味の映像ではテキストなどを動かしていると、文字を判別するのは難しいです。

たまに遅延?が発生

大きなトラブルもなく比較的スムーズに進んだ授業ですが、画面が固まるような状況もあったようです。

すぐに復帰したそうなので、遅延なのかも知れません。

今回、塾側はモバイルWi-Fiを複数台使っているようで、次回の授業から光回線の設備が整うようなので 、安定することを期待しています。

私が最近利用したオンラインセミナーでも、画面が固まるような事もあったので、通信回線の問題なのかどうかわかりませんが、長時間の利用でも比較的安定して使えました。

新型コロナウイルス感染拡大でZoomの利用が多くなっていますが、COVID-19感染拡大におけるサポートのページが開設されていますので、参考になると思います。