年に一回、多くても2回くらいですが、キャンプを楽しんでいます。
と言っても、メインで動くのは妻の方で、キャンプ場選びから、日程などの計画は私ではなく妻が行っています。
前回のキャンプは昨年の11月にみかん狩りを楽しめるキャンプ場、千葉、館山のオレンジ村オートキャンプ場に行きました。
その時の様子も書いていたいのですが、途中になっていたので、同時に今回、アップしました。
富士山の麓、山中湖で2泊3日のキャンプ
早朝の山中湖、湖面が穏やかな早朝は、「逆さ富士」が見れる場合があります。
時間が経過すると、波が出てくるので、逆さ富士は見えなくなりました。
今回のキャンプ場は、山中湖です。
山中湖でのキャンプは、今回で2回目、前回は、山中湖の湖畔にある、「湖山荘」でした。
一昨年のゴールデンウィークでしたので、時期は今回と同じです。
今回も同じ場所と思ったのですが、予約が取れなかったとの事で、その近くにある、撫岳荘(ぶがくそう)という、キャンプ場に行きました。
ここは、ホテルとトレーラーハウスにも泊まれるようになってます。
日程は2泊3日、毎回キャンプは2泊です。
一泊だとテントを張った次の日の朝には、帰り支度ということになるので、ゆったり楽しむには2泊です。
日程:2018年4月28日(土)〜4月30日(月、祝日)2泊3日
場所:撫岳荘(ぶがくそう)キャンプ場
準備:
毎回、持っていくものは同じなのですが、着るものは行く場所とか時期によって異なるので、難しいです。
山中湖は標高が約1,000メートルと、かなり高地にあるので朝晩の冷え込みは予想できるのですが、最近の東京の暑さに慣れつつあると、実感として想像し難いです。
事前の予報では、お天気は晴れ、昼間の気温は20℃、一番冷え込む明け方の気温が5℃の予報となってました。
明け方の気温を見ると、真冬の東京の感覚ですが、昼の気温であれば、そう寒くはないかな?という感覚で、着るものを準備したのですが、現地では、予想以上に寒かったです。
昼間は暖かいのですが、湿度が低く、風が冷たいので、思った以上に体感は寒かったです。
アクセス:
中央自動車道経由で、大月ジャンクションから富士吉田線で河口湖方面へ向かいます。
中央道、富士吉田線の終点、富士吉田インターチェンジで、東富士五湖道路へ接続しているので、そのまま進み 山中湖インターチェンジを降りて、ルート138で湖畔に向かいます。
山中湖インターチェンジからは、車で数分で、高速を降りれば、現地の感覚です。
ゴールデンウィーク初日という事で、ある程度の渋滞を予想していましたが、前回も同時期に行った時には、自宅から2時間程度で着く事ができたので、お昼前後の到着を目指して、出発は、10時目標です。
休日の中央自動車道は、八王子近辺、小仏トンネル、大月近辺の渋滞が有名ですが、山中湖は、大月から支線の富士吉田線に入るので、富士吉田線、その先の東富士五湖道路は、車も少なく空いています。
途中、部分的な渋滞はありましたが、完全に止まるような渋滞はなく、9時半に出発して、現地には昼過ぎに到着、2時間半くらいで着く事が出来ました。
出発前に荷物を積んだ写真を撮るのを忘れたので、帰りの時に荷物を積んだ写真をアップします。
帰りなので積み方が雑です。(笑)
前回のキャンプの時には、ルーフボックスを付けていたのですが、今回は外しているので、その分、ちょっと前回より詰め込み感があるかも?
前回キャンプの荷物の写真は、千葉、館山、オレンジ村オートキャンプ場へ出発のリンクにあります。
山中湖、撫岳荘(ぶがくそう)キャンプ場
今回で、6回目のキャンプなのですが、今回の山中湖の撫岳荘(ぶがくそう)キャンプ場は、フリーサイトのキャンプ場でした。
今まで行ったキャンプ場は、一応、サイトの区画が区切られていたのですが、完全フリーと言うのは、初めてでした。
おまけに、ゴールデンウィークなのに、前半は空いているので、広く使って良いとのことです。
ゴールデンウィーク後半は、混んでいるようでしたが、結局、この日は私たち家族を含めて、4家族くらいしかいませんでした。
正直、こんなに空いているキャンプ場は、初めてでした。
ほとんどのキャンプ場は、事前に場所を指定される事が多いので、あまりに空きすぎていると、逆に場所選びに迷ってしまいますね。
場所を選んで、コンビニで買ったおにぎりなどで、とりあえず昼食です。
場所は、かなり迷いましたが、外灯があり、木漏れ日が入る場所にしました。
道路沿いのエリアから、傾斜地になっていますが、オーナーの方?の話では、上部の方が静かで、オススメとの事でした。
一昨年来た、湖山荘キャンプ場は道路に近い湖畔の場所でしたが、寝ている時などは、道を走る車の音や振動が気になる時がありました。
夜は交通量は少ないのですが、飛ばす車も多いので、意外に聞こえます。
あと、今回、1日目の深夜に今時、珍しい暴走族の集団?が通過し、バイクや車の排気音がすごかったです。
上のエリアでも、かなりの騒音でしたが、下のエリアはもっとうるさいですね。
最近はめっきり、見かけなくなりましたけど、今でも、いたんですね?(笑)
テント張りはだいぶ慣れてきました。
最初は、1時間くらいかかってましたが、最近は30分以内で張れるようになりました。
が、細かい部分で、説明書を確認したりしてます。(笑)
夕食は、バーベキューです。
寒い時期は、鍋とかにしたこともあったのですが、今回は季節的にも鍋ではないだろうと言う事で、バーベキューにしたのですが、意外に寒くて、鍋でも良かったです。
お風呂:キャンプ場施設内にお風呂もシャワーもないのですが、このキャンプ場は、ホテルもやっているので、そのホテルのお風呂を利用できるそうです。
料金は、500円で、時間は確か21時までだったと思います。
私たちは、一日目は、近くの温泉「山中湖 温泉 紅富士の湯」に行きました。
かなり混んでいましたが、ホテルのような外観と広いロビーがあり、お土産が売っていたり、食事も出来るようになっています。
温度の異なる、浴槽やサウナ、ジャグジーなどもあり、オススメです。
ただ、営業終了が21時と、かなり早いので、ゆっくり入りたい場合は、20時前に入った方がいいです。
料金は大人800円、学生600円、小学生300円ですが、割引券がキャンプ場にもあり、10%オフで利用できます。
温泉のホームページにも割引チケットがあるので、実質は大人720円ですね。
二日目のお風呂は、運営元は同じですが、もう一カ所の温泉「山中湖平野温泉 石割りの湯」へ行きました。
ここも、一日目に行った、「紅富士の湯」と同じ造りですが、比べると狭いです。
ドライサウナは、どちらの温泉にもありましたが「紅富士の湯」にあった、ミストサウナは、「石割りの湯」にはありませんでした。
料金はどちらも同じです。
お風呂の内容は同じですが、源泉は異なり、効能も微妙に違いがありました。
山中湖温泉「紅富士の湯」の効能
神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進、美肌 など山中湖平野温泉「石割りの湯」の効能
自律神経不安定症、不眠症、うつ状態、筋肉又は関節の慢性的な痛み又はこわばり(関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、捻挫などの慢性期)、運動麻痺における筋肉のこわばり、冷え性、未梢循環障害、胃腸機能の低下(胃がもたれる、腸にガスがたまるなど)、軽症高血圧、耐糖能異常(糖尿病)、軽い高コレステロール血症、軽い喘息又は肺気腫、痔の痛み、ストレスによる諸症状(睡眠障害、うつ状態など)、病後回復期、疲労回復、健康増進
ちなみに、二日目の夕食は、この「石割りの湯」で食べました。
キャンプ行ったのに、作らないの?と思われるかも知れませんが、ゆるいキャンプなので、そんな感じです。(笑)
営業時間は、「紅富士の湯」と同じ、21時までですが、食べ物のラストオーダーは、19時と早いので、食事をする予定がある場合は、早めに行かないと食べる事ができません。
アイスクリームとか、かき氷などのデザートや飲み物のラストオーダーは20時45分でした。
炊事場、水道、トイレ
メインの広い炊事場が、下のエリアにあります。
あと、小さなものが、中間エリアと、上のエリアにありました。
今回は、ほとんど人が居なかったので、空いていましたが、混んでると、中間エリアと、上のエリアにある炊事場は、小さいので混みそうです。
水道は、水のみでお湯はありませんでした。
トイレは下のエリアに一カ所しかありませんが、最近できた?と思えるような綺麗さでした。
夜は入口の電灯は常時点灯していて、中は人が来ると、センサーで点灯するようになっています。
トイレの水道は、お湯が出るようになっていました。
写真は撮らなかったのですが、この炊事場の、通路を挟んだ反対側にあります。
山中湖のレジャー
世界文化遺産になった富士山周辺には、見どころが豊富ですが、山中湖だけでも、楽しめる施設がいろいろあります。
山中湖畔、サイクリング
前回の山中湖のキャンプでも行ったのですが、この季節、お天気が良い日は新緑の緑が綺麗なので、サイクリングはオススメです。
湖畔にはサイクリングロードが整備されています。
一部、整備されていない箇所もあるので、車に注意する箇所もありますが、湖畔一周、13.5kmで、景観を楽しみながら、ゆっくり走っても2時間あれば回れます。
前回もレンタサイクルで、サイクリングを行ったのですが、前回は1時間だったので、今回は2時間レンタルして、湖畔を一周してみました。
撫岳荘(ぶがくそう)キャンプ場でも、レンタサイクルはあったのですが、子供は二人乗り自転車に乗りたがり、二人乗りはないと言う事で、近くにある、湖山荘キャンプ場のレンタサイクルを借りました。
レンタサイクルは1時間500円、2時間借りたので、1台、1,000円。
二人乗りは、倍額なので、2時間で2,000円でした。
湖畔には、白鳥が休息していました。
人になれている感じで、近づいても逃げることもないです。
なぜ山中湖に白鳥がいるのか?
渡り鳥のイメージのある白鳥ですが、山中湖に最初に来た白鳥は、コブハクチョウで、「山中湖を白鳥の湖」にする為に、山口県から連れて来たそうです。
現在では、オオハクチョウ、コブハクチョウ、コハクチョウを見る事ができて、山中湖に定住?している白鳥も多いそうです。
コブハクチョウの平均寿命は60年で、中には100年以上生きた記録もあるそうですよ。
富士山の麓でテニス
山中湖は、標高1,000mの高地なので、夏でも涼しく、スポーツをするには最適な環境です。
テニスコートも多く、大きな大会も開催されています。
前回、山中湖に来た時もテニスを行ったのですが、その時にお世話になったテニスコートが、下記の写真なのですが...
山中湖のミッチーラブ
ちょっと、気になる名前です。(笑)
キュートな名前の?ミッチーラブです。(笑)
ミッチーラブは、「旅の宿」ってなってます。
検索すると、タイトルが「山中湖のペンション ミッチーラブ」で表示されますが、ちょっとペンションって感じとは違うような...?
名前の由来はわかりませんが、ラブは、テニスの0点を表すラブですよね?たぶん...愛のLoveではないと思います..たぶん。(笑)
テニスクラブ、教室?も運営されているようで、うちの息子もテニス教室に通っていたのですが、古いボールは使わない方が良いと言う事で、なんと、持ち込んだ古いボールを、新しいボールと交換してくれました!
お世話になったので,今回も利用させてもらおうと、電話をかけてみたのですが、小学生のテニス大会が行われていて、取れませんでした。
近隣のテニスコートも大会に使用されていて、予約できそうにありませんでした。
山中湖のペンション?旅の宿、ミッチーラブのリンクはこちらです。
テニスコート探し
しかたがないので、サイクリングをしながら、テニスコートをチェックし、予約できたのが、下記のコートです。
扶養荘、テニスコート
夜は、「石割りの湯」で温泉、食事という予定でしたので、夕方1時間くらいと思い16時から、1時間テニスコートを予約。
1時間2千円ですが、今日は空いているので、暗くなるまで使って良いとのことでした。
結局、2千円で1時間半くらい使わせて頂きました、ありがとうござしました。
テニスコートは、私たちが使った場所以外にもあるそうで、今回の小学生のテニス大会で使われていたそうです。
テニス大会が二日間あるので、宿泊者も多いそうで、コートを予約できたのはラッキーでした。
扶養荘さんは、他にも、山中湖では、一番大きなグラウンドを所有しているそうで、野球やサッカーなどの合宿でも利用できるそうです。
帰りがけに、息子にお菓子を頂きました、ありがとうございました。
リンクを貼っておきます。
扶養荘さんのホームページはこちらです。
テニスコートからは、富士山も見えます。
山中湖の水陸両用車、カバ? KABA
最終日、3日目の予定は、山中湖の水陸両用車です。
キャンプ場のチェックアウトは11時ですので、朝食を済ませて、撤収準備です。
2泊3日でキャンプをやると、日程のどこがで雨に降られたりするのですが、今回は、3日間、雨に降られる事もなく、良いお天気でした。
朝ごはんは、炭火でトーストです。
水陸両用車は、前回、子供が乗りたがったのですが、時間の関係で前回はパス、お台場や横浜でも見た事があるのですが、乗った事はなかったので、初めての乗車です。
混み具合はわからなかったのですが、予約ができると言う事で、当日、受付開始時間の9時に電話をしてみると、話し中でなかなか繋がりません。
何回か、かけて繋がったのですが、既に午前中は満席でした。
元々、13時発の回に乗りたかったので、予約しました。
料金は、大人2,200円、子供1,100円です。
割引券が、お土産物屋などにおいてあるので、それを利用すると大人100円、子供50円が割引かれます。
陸の走行と山中湖での乗船?、合わせて30分間です。
車両は、2台あって、1号はアメリカ製、2号は日本製、どちらも同じような感じですが、乗車口がアメリカ制は前、日本製は後ろでした。
車両は選べないと思いますが、どちらも大きな違いはなさそうです。
でも、比較すると、形の違いが良くわかります。
私たちは、2号の日本製の車両でした。
二つのエンジンを搭載して、陸では日野自動車製の8,000ccエンジン、船の時には、いすゞの5,000ccエンジンを切り替えて使っているそうです。
座席の指定はできませんが、ラッキーなことに、運転席後ろの一番前の席でした。
子供は、一応、肩に救命胴衣を着けます。
ステップは自動で収納されます。
車内、船内?では、ガイドさんの説明や、クイズなどが出題されます。
このKABAと呼ばれる、水陸両用車は、陸では最高時速は100キロで、高速も走行できるように設計されているそうです。
窓は、水しぶきがかからないように、ビニール製の窓があり、開閉できるようになっています。
陸から山中湖に入ると、船モード?でクルージングです。
ちなみに運転手さんは、大型2種と小型船舶1級の免許を持っているそうです。
オープン当初は、二人の運転手さんで、バスの時と船の時で交代で運転していたそうです。
ガイドさんの盛り上げ方もうまくて、あっと言う間の30分間でした。
子供も喜んでいたのでオススメです。
乗車前にグループ単位で写真を撮ってくれます。
最後に名刺サイズの写真を貰えます。
大きな写真も用意されていて、こちらは千円で販売されています。
観光地でよくあるパターンですね。(笑)
普段は買わない事が多いのですが、今回は購入しました。
三島由紀夫 文学館
予定にはなかったんですが、山中湖で開催されていたスタンプラリーの景品で、三島由紀夫文学館のチケットが当たりましたので、せっかくなので、行ってみました。
入館料金は、大人500円、高校・大学生300円、中学・小学生100円です。
三島由紀夫文学館・徳富蘇峰(とくとみ そほう)館との両館共通チケットになっていました。
もちろん、名前は知っているのですが、作品は読んだ事はありません。
「潮騒」は映画になったので知っているのですが、詳しい内容は知りません。
三島事件も、リアルでは知らないのですが、どのような人物なのか?
どのような人生を歩んだ人なのかを感じる事ができました。
幼少期の作文や絵なども展示されていて、驚きました。
子供は、その内容に興味を示していました。
三島由紀夫について映像化もされていて、約1時間のビデオが流れていたので見ていたのですが、気付いたら、子供は寝てました...(笑)
その他(遊覧船、ボートなど)
スワンボートや手こぎボートなんかもありましたが、料金は高いですね。
観光地なので、こんなもんでしょうかね?
スワンボートが30分で2,000円、手こぎボート(ローボート)は30分、1,000円でした。(場所によって、多少、違うかも知れません)
スワンの遊覧船は、大人1,000円、子供500円で、一周約25分です。
帰りの渋滞(山中湖IC〜調布IC)
ゴールデンウィーク前半、最終日なので、渋滞はしかたがないですが、現地、山中湖を16時くらいに出発して、途中、食事休憩をいれて、自宅到着まで5時間程かかりました。
行きは2時間半くらいだったので、倍の時間がかかりました...
千葉のキャンプ場だと、アクアラインを使って行くのですが、アクアライン以外は、ほとんど渋滞に巻き込まれる事はないので、楽なんですが、しかたがないですね...
山中湖 撫岳荘(ぶがくそう)キャンプ場のデータ
※(2018/04時点のデータです)
利用料金
1サイト、一泊3,500円
駐車料金、一泊1,000円
入場料(一泊)、大人600円、子供300円
大人2人、子供1人で、2泊利用したので、合計12,000円
他、薪300円
外灯の下に電源が、ありました。
バッテリーの充電に利用しましたが、昼間は電気がきてませんでした。
(暗くなると、外灯が自動でつくようになっているようでしたが、それに連動しているのかも知れません)