ドラえもんミュージアム 藤子・F・不二雄 ミュージアムの楽しみ方

子供がドラえもんが大好きなので、いつかは行きたいと思っていたドラえもんミュージアム... 正式な名称は、藤子・F・不二雄 ミュージアムです。

子供は、小3で、テレビはもちろん、映画も当然見るのですが、最近は単行本の漫画も 読むようになってます。

地元、川崎にあるので、週末などに前を通ったりするのですが、いつも入り口に並んでいる人を見かけるので、「混んでいるなー」という感覚があって、さらに近いので、いつでも行けるという思いから、伸び伸びになっていました。

たまたま、ネットで検索していると、7月1日は川崎市の市制記念日で、当日は 抽選で市民の無料招待があるという情報を見つけました。

どのくらいの倍率かもわからないのですが、とりあえず応募してみたところ 抽選に当たったので、行ってきました。

ミュージアムは、川崎市登戸にあります。
今でも小田急線の駅名になっている「向ケ丘遊園」という遊園地の跡地に あります。
遊園地があった頃は、小田急線の向ヶ丘遊園駅からモノレールがあったのですが、現在はありません。

目 次

鉄道、最寄り駅からのアクセス

小さい子供連れだと、車が楽なので車で行きたいところですが、駐車場がありません。
障害等の特別な理由があれば、事前に相談できるようです。

◆最寄り駅からの徒歩で行く

最寄駅は、南武線の宿河原という駅で、そこから徒歩15分です。
小田急線の「向ケ丘遊園」駅 も歩ける距離で、徒歩16分となっています。
どちらの駅からでも、歩ける距離ですが、小さい子供がいる方はバスがお勧めです。

◆最寄り駅からバスで行く

小田急線と南武線が乗り入れる「登戸」駅から直通のシャトルバスが運行されています。
乗車時間は、道の混み具合に左右されますが、スムーズに行けば10分もかかりません。
料金は、大人210円、子供110円(ICカードの場合は、206円、103円)で、通常の路線バスと同様ですが、キャラクター のデザインがされてます。

JR南武線、登戸駅からのシャトルバス
ドラえもん キャラクターのシャトルバス

デザインの種類は4種類で、4 台のバスで運行されているようです。
バスのナンバーは、ドラえもんの誕生日、2112年9月3日にちなんで、全て21-12となっています。

ドラえもん、ミュージアム、シャトルバスの車内

バス車内のシート

車内のシートのデザインはキャラクターなどのデザインになっています。

降車ボタンもドラえもん

シャトルバスなので、登戸駅から、ミュージアムまでノンストップで走りますが、降りる時に押す、降車ボタンが付いています。
デザインは、ドラえもん。

ミュージアムに到着すると、案内のアナウンスがあり、降車ボタンが点灯します。 何人かの子供は、ランプ点灯を見て、ボタンを押してました。(笑)

チケット

今回は、招待だったので、チケットを買っていないのですが、通常はローソンチケットで販売されています。
予約販売のみなので、当日、現地で買う事はできません。

入館料は(税込み)

大人・大学生  1,000円
高校・中学生  700円
子ども(4歳以上) 500円
3歳以下は無料

入場する時間が4種類あって、下記の時間帯で入場します。

1.10時〜10時半
2.12時〜12時半
3.14時〜14時半
4,16時〜16時半

時間による入替制ではないので、早い時間に入った方が時間的制約はないのですが 規模的には、ゆっくり見ても、そんなに時間はかからないと思います。

館内には、カフェがあるのですが、土日や祝日には混むとの情報があった ので、午前中に入館して、お昼を館内でと考えている場合は、その待ち時間も考慮する必要があると思います。
食事ができるスペースは、このカフェのみです。

館内

受付前にちょっとしたスペースがあり、館内での注意事項等の説明があります。
これ以降のスペースでは、写真、ビデオ等の撮影は禁止となっています。


受付では、音声ガイド「おはなしデンワ」という携帯端末が貸し出されます。
一人、一台貸してもらえますが、料金の発生しない3歳以下の子供には貸し出しはありません。

日本語以外にも、英語、中国語、韓国語に対応しています。
日本語用は、大人用、こども用の2種類があります。

ミュージアム 公式ブログより引用

おはなしデンワ(旧タイプ?)

 

その名の通り、携帯電話のような形状で、ストラップが付いていて、首から下げて耳に当てて説明を聞く端末です。
イヤホンの貸出はありませんが、イヤホンを持参すれば、接続して聞くこともできます。

上記の写真は、ミュージアムの公式ブログから引用していますが、私たちが借りたものは、ディスプレイ部分がもう少し大きくて、改良版でしょうか?
おはなしデンワを持ち歩けるエリアは、写真を撮ることは禁止されていますので写真はないのですが、感じとしては大差はないです。

その後、順路に沿って、ギャラリースペースを見学して行きます。
ドラえもんなどの昔の原画(の複製)が展示されていて、展示物の横に「おはなしデンワ」 に対応する番号が表示されています。

その番号を、「おはなしデンワ」に入力すると、対応する説明を音声で聞くことができます。

大人用、子供用の端末があり、説明内容も子供が飽きないような工夫がされているようです。
子供用の端末は、BGMが流れていて、話ことばも子供向けとなっていました (子供の説明によると…です)

順路にそって、1階、2階の展示スペースを進んで行きます。

所要時間は? 見学に要する時間は?

どのくらい丁寧に、見たり、聞いたりするかで、かなり時間が違いますが、我が家は、普通に 説明を聞きながら進んで、1時間程度でした。

展示スペースが終わると、「おはなしデンワ」は回収されます。
ここまでが、写真、ビデオ等の撮影は禁止で、これ以降は、撮影OKです。

みんなのひろば

※上の写真は、3Fのカフェと「はらっぱ」へ続く、階段から撮影。

出たスペースには、子供が遊べるスペース(みんなのひろば)が広がっていて、ミニシアターも同じフロア にあります。

他には、プリクラ(2台)、ゲーム、ガチャガチャ(2台)、電話などがあります。

 

ドラえもんのガチャガチャ
ドラミちゃんのガチャガチャ

ガチャガチャは1回、300円。

下の写真の右側が、ドラえもんのガチャガチャ、左側がドラミちゃんのガチャガチャ。

 

受付時に渡される、シアターのチケット

ミニシアターは、受付時に、人数分のチケットが渡されて、そのチケットを使って入場 します。

20分おきくらいで、上映されているので、正味は10分程度の映画でしょうかね。 私たちは、食事後に、ちょうど12 時の回が始まる直前だったので、ギリギリ入場しましたが、まだ、席には余裕がありました。

席は映画館のような、一人、1 席というものではなく、長いソファ…背もたれ付きベンチ? って感じでしょうか?
ソファのように柔らかくないけど、ちょっとクッションがある、ベンチのような感じですかね。 子連れの家族には、優しい造りでした。

その2F スペースから、3Fへは階段があり、上った3 階スペースが、カフェと「はらっぱ」と呼ばれる外への出口があります。

「はらっぱ」から見たカフェ

ミュージアムカフェ

1日の入場者数は2千名程度のようですが、ネットの情報を見ると、休日には2、 3時間待ちの情報もあったのですが、私たちが11時くらいに行った時は、待ち時間なしで、すぐに案内されました。

当日は、招待日だったので、通常より空いていたのかも知れません。
時間予約はできないのですが、混んでいた場合は、整理番号による案内となるようです。


メニューは、キャラクターに因んだ、可愛いメニューがいろいろ用意されています。

 

メニュー、カフェ入口
メニュー、カフェ店内

私たちが頼んだメニューは、写真の通りなのですが、オーダーしてから運ばれてくるまでの時間も かなり早かったです。

フィレンチトーストdeアンキパン

一番早く出てきた、「フィレンチトーストdeアンキパン」は5分もかからないくらいでした…出来てた?(笑) 味は、かなり甘かったです...

四次元ポケットプレート
どこでもドア?(笑)

 

ポコリタン
ラテ アート ドリンク(ココア)

 

食器にもドラえもんのデザイン

料理が運ばれてくると、たいていの人は料理の写真を撮っていましたが、スタッフの方が、「撮りましょうか?」と声をかけてくれます。
なので、料理を含めて、家族写真も撮れます。(笑)

スタッフのシャツにもドラえもんが...

はらっぱ

どこでもドア

カフェは建物の3階で、外へのアクセスはルーフバルコニーにでるような感じなのですが、そのまま、外に繋がり、土と芝生に覆われています。

裏が生田緑地なので、どこでもドアで 、いきなり山の中に来たような錯覚さえ感じる造りです。

はらっぱ

「はらっぱ」の売店

「はらっぱ」にある小さな売店では、飲み物、アイスなどが購入できます。

記念写真スペース?

カメラをセットする台が用意されているので、カメラをセットして、セルフタイマーを使って、家族で記念写真が撮れます。

ギフトコーナー、藤子屋

ギフトコーナー、藤子屋

「はらっぱ」の横には、小さな「ギフトコーナー、藤子屋(ふじこや)」があります。

お土産は、このスペースか1階にある、お土産スペース(ミュージアムショップ)ですが、売っているものは 異なるので、気に入ったものがあれば、購入しておいた方がいいです。

一階に下りても、外に出ない限りは、館内は自由に移動できるのですが、面倒ですからね。

3階から、2階のスペースを経由して、1階への階段を下りると、お土産スペース(ミュージアムショップ)があります。

お土産コーナー(ミュージアムショップ)〜出ロ

お土産スペースの先が出口になっています。
この、お土産スペースを経由しないと、帰れない造りになっています。
お土産は買わなくても、帰れますが、買っちゃいますね。(笑)

オリジナルグッズや漫画などが数多く、揃っています。
たぶん、通常では本屋さんに置いていない漫画も揃っているのではないでしょうか?
我が家も、数冊購入しました。

子供用「おはなしデンワ」では、途中、クイズが出て、その答えを出口にいるスタッフの お姉さんに伝えて、正解すると、シールが貰えます。

うちの子の答えは違ったようで、お姉さんはヒントをくれましたが、結局、正解には ならず…でも、シール貰えました。
ありがとうございます。(笑)

クイズに正解すると?貰えるシール

その他のスペース

私たちは、今回、利用していないのですが、他にも、自由にマンガを読むことができる、「まんがコーナー」や未就学児と保護者のみ入室可能な「キッズスペース」、コインロッカーなどの施設もあります。
館内では、ベビーカーを利用することはできませんが、ベビーカー置き場は用意されています。

※所要時間(滞在時間、3時間半) 10時入場、13時半退場
行った日:2017年7月1日(土)

10時から11時、ギャラリー見学
11時から12時、食事(ミュージアムカフェ)
12時から12時15分 映画(ミニシアター)
12時15分から13時半、 3階、はらっぱ散策、1階お土産コーナー