iPhoneの付属イヤホンは意外に音がよかった

通勤時に音楽を聴いているのですが、使っていたイヤホンの片方からの音が聞こえなくなりました。
今まで、ソニーのMDR-NC33というノイズキャンセリングイヤホンを使っていたので、その後継機を探してみました。

今までの機種は、ワイヤードの普通のものですが、今はワイヤレスの機種が人気のようですね。
カカクコムを見てみると、ソニー製品では、MDR-EX31BNが人気のようです。
毎日の通勤で使っているので、とりあえず、昔使っていたイヤホンを引っ張りだして使ってみたところ、これも雑音が入って調子が悪い…

今、手元にあるイヤホンと言えば… iPhoneには付属イヤホンがあることに気付きました。(笑)
そう、iPhone純正イヤホンです。

通勤など、外出時に音楽を聴くのは、昔は◯◯ウォークマンなどのソニー製品が多かったのですが、iPod Touchが発売された後からは、iPod Touchから始まってiPhoneなどのアップル製品に変わりました。
イメージの問題なのかも知れませんが、自分の中では、付属イヤホンはおまけで音が良くないという先入観があり、iPhoneで音楽を聴くようになってからも、ソニーのイヤホンを別に買って使っていました。
今回、緊急の対応で、しかたなしにiPhoneに付属していたイヤホンを一時的に使おうと思い試しに使ってみたところ?、あれ?意外に音が良い!?というのが素直な感想です。

音の違いを言葉で表現するのは、難しいのですが、今まで使っていたイヤホンに比べて、立体感があるように感じます。
感じた違いをうまく表現できませんが、とにかく今までより音が良いように感じます。
私が普段聴く音楽ジャンルは、いわゆるポップスというジャンルに分類される曲ですが、他のジャンルでは違うのかも知れませんが、聴いていて、好きな音という感じです。

この付属の純正イヤホンについて調べてみると、意外に?こだわりのあるイヤホンのようです。
私は、iPhoneはiPhone4から使い始めて、現在はiPhone6を使っているのですが、iPhone5からは形状もかわって、「Ear Pods」 というイヤホンが付属しています。
iPhone4とiPhone5以降では、形状も仕様も異なるようですが、最初から使う気がなくて開封すらしていませんでしたので、詳細は知りませんでした。

このイヤホンは、単体でも販売されていて、価格は税別3, 500円ほどです。
イヤホンは、性能、仕様によって価格差の大きな商品ですが、家電量販店を見てみれば、千円くらいからの製品もあり、付属品だからと言って極端に性能の劣るものではありませんでした。
怪我の功名ってわけではないのですが、詳細を知る良いきっかけになりました。
純正イヤホンなので、いろいろ便利な機能もあります。

ケーブルの途中にあるコントローラーでいろいろな操作ができます。

・音楽などの再生、停止、スキップ、早送り、巻き戻しなどができます。
・音量を上げたり、下げたりできます
・マイクを内蔵しているので、ハンズフリーで通話が可能です。
・カメラのシャッターも押すこともできます。

意外に気に入ったので、このまま使おうとしたのですが、やはり、不満に感じる点もあります。

◆イヤホンが外れやすい

アップルによれば、600人以上の耳の形状を調査して、外れにくいと言う事ですが、ネットで調べてみるとやはり外れやすいと感じている人も多かったです。

実際、私も使ってみて、動いていない時は大丈夫なのですが、歩いたり、ちょっとなにかの拍子でコードに触れた時など、ずれてしまったり、外れてしまう事が多かったです。

イヤホンの分類は大きく分けて

・カナル型(密閉型)
・オープン型(インナーイヤー型、開放型)

に分類されます。

今まで使っていたイヤホンは、カナル型に分類される製品で、耳の穴にイヤーピースを押し込んで使うタイプの製品です。
対して、iPhone付属のイヤホンは、オープン型に分類され、耳の穴に押し込んで使うものではなく、耳たぶのところにかけて使うタイプです。
イヤホンの形状と、耳の形がうまく合えばずれも少ないと思うのですが、人間の耳の形は千差万別なので、やはり、しっくり来ないという人も多いのでしよう。

付属イヤホンは、プラスチックの製品で、カバーなどは付いていませんので、どうしてもずれやすいのだと思います。
一般的にカナル型と呼ばれる製品では、耳に入れるイヤーピースの部分は、シリコン製でやわらかく耳の穴にフィットするように出来ているので、外れにくいです。

付属のイヤホン「Ear Pods」は一般的なオープン型のイヤホンと異なり独特な形状をしていますが
このイヤホンにもイヤホンカパーがあればと思い調べてみると、純正品ではなかったのですが、サードパーティーのもので、何種類が見つけることができました。

使った人の感想などを見てみると、一定の効果はありそうですが、人によってはあまり効果がないと評価している人も見受けられました。
価格も300円~500円程度と安いのですが、長期の使用ではへたりもあるようです。

 

さらにいろいろ調べていくうちに下記の製品を見つけました。
こちらは、カバーというわけではないのですが、イヤホンフックに分類されるようです。

価格は1,164円で、カバーに比べると高いのですが、長期的に使えそうなので、この製品を購入しました。

「Earhook 2.0 for EarPods (Air Pods対応)」

光沢感があって見た目は固いプラスチックのように見えますが、シリコン製でやわらかいです。
大きさは二種類入っていて、耳の大きさによって合う方を選んで使います。
私は、大きい方を付けてみたのですが、かなり安定してフィットするようになりました。
今までは、ちょっとの動きでもずれたりして、いちいち気になって直していたのですが、以前使っていたカナルタイプのイヤホンと同様の感覚で使えます。

●Earhookの取り付け方

シリコン製で柔らかいので、伸ばしながら、Ear Podsを回し込むような感じで 入れます。

 

 

◆電車の中など、騒音が大きい時には、外部の音が気になる。

今まで使っていたイヤホンは、ノイズキャンセル機能のものなので、これと比べてもしかたないのですが、やはり電車の中など、騒音が大きいところでは、外部の音が気になります。
しかし、逆に考えれば、外部の音が聞こえるのは、道を歩いている時などは、安全性という面からみるとメリットですね。(笑)

◆コードの取り回し

イヤホンのコードは途中から右耳用、左耳用に分岐しますが、ソニー製品は、分岐後のコードが右耳用は長くなっており、首の後ろから回して、右耳に付けるように出来ているものもあります。
U型ケーブル、U型イヤホンなどと呼ばれるようですが、前面にコードがこないのでスッキリしているのと肩に回しているので、安定感があります。
ちょっと外した時にも肩にかけられるので使い勝手が良いです。

一般的には、Y型と呼ばれる、分岐後のケーブルの長さが均等のものが多いようですが、長年U型ケーブルのイヤホンを使ってきたので、慣れの面もあると思いますが、U型ケーブルの方が個人的には気に入ってます。
いずれにしても、当面はこのiPhoneの付属イヤホン「Ear Pods] と「Earhook 2.0 for EarPods (Air Pods対応)」 の組み合わせで使ってみることにします。

ちなみに、アップルから販売されているイヤホンは、この「Ear Pods] の他、上位機種の「Apple In-Ear Headphones with Remote and Mici という製品もあるようです。
最近では、iPhone7の対応した「Air Pods」 というワイヤレスのイヤホンも発売されました。

ワイヤレスなので「Air Pods」 にすればコードの取り回しについては解消されますが、「Air Pods」 はiPhone6にも対応しているのでしょうか?

機種というよりOSに依存するようです。
iOS10であれは、使えます。

ワイヤレスイヤホンの「Air Pods」にEarhook 2. 0 for EarPods(Air Pods対応)を組み合わせはベストに思いますが「Air Pods」価格は16, 800円と高級イヤホンの価格帯で、簡単には買えません。(笑)