オデッセイ(RB1)のマフラーが落ちたので、JAFのお世話になりました。

10代で車の免許を取って、初めて車を買ったのが20代前半、それから、かなりの歳月が経過しましたが、今の車で4台目です。

が、マフラーが取れたのは、初めてです。

海岸線近くの駐車場に止めていたら、マフラーが錆さびになって、落ちた とかは話では、聞いたことはあるんですが、身近なところでは、そんな 話は聞いた事ありませんでした。

目 次

車止め?縁石にぶつかった?

子供の歯医者通いの為、歯医者の駐車場に止めるのですが、ここの歯医者の駐車場、傾斜地にあり、未舗装で、地面も平坦ではないです。

車止めもしっかり固定されていなくて、たまに、ずれていたりします。(笑)

それなりに交通量のある道沿いにあるので、出る時の為に、一旦、頭から 入れてから、バックで切り返して、駐車しています。

傾斜地で、かつ狭く、入れにくいのですが、いつも通っている歯医者なので いつものように入れたのですが、バックしたいる時に、何か当たったような 金属音が…

オデッセイは車高が低く、マフラーの位置も低いので、たまに急斜面の駐車場に入れる時に マフラーが擦れたような音がする時がありました。

とりあえず、前進して、駐車スペースに駐車しました。

後ろが気になったので、確認してみると、バンパーも無傷で、とくにぶつかった痕跡もありません。

何か、地面にあった缶でも当たった?と思いながら、歯医者の治療へ行きました。

さて、治療が終わって、駐車場を出て、舗装路を走ると、何か金属音がします。

あ、空き缶か何かを踏んで、缶がどこかに挟まって、引きずっている…と思い、路肩に車を止めて確認してみると…

マフラーが落ちていました!

長年、車には載っていますが、自分で車をいじるわけではないので、車の知識はほとんどないです。

とりあえず、状態を確認してみると、フックのような所から、マフラーを吊っているゴム状の部分が外れているようです。

で、これをかけ直せばOK?とも思いましたが、 普通に考えれば、他にも影響があるはずです。

下手に対応して、状況を悪くしても大変なので、とりえずJAFにお願いすることにしました。

JAFは、最初の車が故障した時に入会し、それ以来20年以上は継続していますが、実際に依頼したことは、ほとんどなく、前回、いつ依頼したのかも記憶があやふやです。

たぶん、バッテリー上がりだったような?
今時の車って、ほとんど故障しないし、10年以上前ってのは確実ですね。

最近は保険の付帯サービスで、JAFのような救援サーピスが付いているのもあるので、辞めようかと思った時もあったのですが、雑誌のJAFメイトも毎月送られてくるし、結局、そのまま継続中でした。

さて、こんな状態だったので、いざ、救援依頼となった時、どこに連絡すればいいのはわかりませんが、今は、スマホでなんでも検索できるので、便利ですね。

JAFに救援依頼

検索すると、スマホの位置情報を使って、現在の位置を送信できるようになっていました。

スマホから、「JAFを呼ぶ」画面

手順に従って、まず、位置情報を送信します。

その後、実際に電話の発信確認の画面となるので、そのまま、発信して通話ができるようになってました。

電話はすぐに繋がり、状況を説明します。
位置情報は事前に送信したのですが、結局、現在の場所を聞かれたので、口頭でも説明。
こちらから、伝えた情報をもとに、たぶん画面上で地図を確認しているようで、現在地の確認をしました。

現在地は、歯医者の駐車場の近くだったので、歯医者の診察券から住所を口頭で伝えて、こちらの場所の情報を、受付担当者の確認している地図とで、かなり詳細に場所を特定します。

車の車種、ナンバー、色などを伝え、救援を待ちます。

到着予定時刻は、50分後でした。

意外に時間がかかる?
JAFの平均到着時刻がどれくらいかわからないのですが、こんなもんでしょうかね?

しばらくすると、こちらに来てくれる隊員の方から直接電話があり、現在の作業が終わったのであと、20分ほどで到着予定との事。

実際の到着は、電話をしてから、約30分後でした。

現場がちょうど、お休みの会社の駐車場の前だったので、お隣りの営業中のお店に様子を聞いて、止めさせてもらいJAFの到着を待つことにしました。

この季節なので、車外で待っても苦痛ではないのですが、真夏とか真冬だと厳しいですね。(※2017年9月9日時点)

今回は、普通の道路ですが、高速道路でトラプルが起きた場合、車内で救援を待つのは事故の危険があるので、路肩の外、ガードレールの外側で待機するように言われてますね。

JAF到着後、状況を見て説明してくれました。

やはり、マフラーを吊っている、ゴムが外れてマフラーが落ちたようですが、単純に元に戻らない ようです。

本来の位置よりマフラーが内側に入っているようで、ゴムがフックまで届かないみたいです。

とりあえず、応急処理で、針金を使って吊るしてくれました。

そもそも、マフラーがゴムを使って吊るされている事も知らなかったのですが、JAFの方の説明では、マフラーの振動が直接車体に伝わらないように、使われているようです。

応急処置は針金を使っているので、振動等で乗り心地が悪くなるかもとの説明でしたが、直った? と感じるほど、違和感なく走行できました。

作業時間は約30分で、JAF会員ですので、追加費用は発生せずに無料でした。

以前、はるか昔に利用した時は、手書きの伝票だったのですが、今回のは電子化された伝票でした。

車両保険に入っているので、保険会社への連絡してみた

応急処置での修理なので、どこかで、ちゃんとした修理が必要です。
本来の固定方法ではないので、これを解決しないとならないのですが、どのような修理になるのかわかりません。

ネットで調べてみると、マフラーが曲がった場合なんかは、交換となる場合が多いようです。
交換となると、高額な費用が予想されます。

免責ゼロの車両保険に入っているので、もし、保険を使って直した場合、次年度以降の保険料に どれくらい影響するのが、問い合わせてみることにしました。

車の保険は、通常の事故の場合(保険を使うと)3 等級ダウンします。
現在20等級ですので、車両を付けても、金額はかなり安いのですが、保険を使うと、次回の契約は17等級になります。

次回の保険料への影響はもちろん、また20等級まで戻るのに、その期間で保険を使わないとしても 3年かかることになります。

その期間の実質的な、負担増の保険金と、修理代金を比較して、どちらがお得なのか?を 比べる必要があるのです。

保険会社へ連絡、事故の状況を説明して、保険を使った場合の次年度以降の保険料の具体的な金額を教えてもらしました。

もし、今回保険を使った場合、次回の保険料は約プラス3万円… 現在の等級に戻るのに3 年間かかるので、現在の等級に戻るまで、2 年目、3 年目も負担増になります。

7等級以上の等級の場合、無事故で等級が上がった時の割引率と、事故歴があって等級が下がった場合の等級では、同じ等級でも割引率が異なるので、その差額も考慮して、保険を使って 修理するのか、自腹で修理をするのか、検討する必要があります。

以前、保険を使って車を修理した時は、この「同じ等級でも、無事故の場合と事故歴がある場合で 保険料に差がある」という仕組みではなかったような気がしたので調べてみると、この制度は 2014年の6月から導入された仕組みのようです。

割引率は保険会社によって異なると思うので、問い合わせてみるのが確実です。

で、その3年間のトータルの差額は、72, 000円でした。

思ってた以上に、負担増になるんですね…

保険会社でも、近隣の修理工場を紹介できるとの事だったので、普段はディーラー、スタンドくらいしか車関係でお付き合いはないので、とりあえずお願いしときました。

保険会社へ連絡しても、即、事故扱いになるわけでなく、実際に保険を使わなければ、事故として カウントされないので、そこらへんは心配ありません。

マフラー修理の修理工場探し

ディーラーは、安心ですが、修理費用は高そうです。

保険を使う修理であれば、修理代が高くても、安くても関係ないんですが、自腹で修理する場合 は、当然、安い方がいいです。

単純に外れたゴムをフックに戻すくらいであれば、ディーラーでも出来そうですが、JAFの人の話では、マフラーが移動してして、簡単には、直せそうもないです。

マフラー修理となると、交換なので、結局、外注での修理となり、街の修理工場に直接依頼した方が費用は安そうです。

保険会社に紹介してもらった修理工場から連絡があったのですが、場所が微妙に遠くて、車で1 時間 程度はかかりそうです。

でも、土日営業で、いつでも見てもらえるのは便利そうです。

車のマフラー修理に対応している修理工場って意外に少ないの?!

ちょっと遠いので、近場にある、通りすがりの「板金、修理」 看板のある店に飛び込みで寄ってみたところ、リフトがないのか?ちょっと対応できないようでした。

次の日、近隣で2軒ほど、修理工場に行ってみました。

一軒は、通常の修理工場、一軒はカーコンビニの加盟店です。

一軒目は、状態を一応見て、うちではできない…と言われました。
カーコンビニ加盟店の方は、マフラー修理はやってないそうです。

たまたま行った店がマフラー修理はやらない店だっただけなのか、一般的にマフラー修理に対応している店って少ないのかはわからないのですが…どうなんでしょう?

あとは、保険会社から紹介された店か、ディーラーですが、保険会社には、車の状況を伝えて対応できる店を紹介してくれたはずなので、出来ないってことはないはずです。

ディーラーで修理依頼しても、板金修理などは外注の修理工場が修理車検とか通常のメンテナンスでは信頼していますが、ディーラーで行わない板金などの事故修理に関しては、ちょっと不信感もあります。

以前、車を擦った時にディーラーで修理をお願いしました。
その時は、保険を使って修理をしたのですが、事前の話の中では、修理代金は10万以内かな? という話でしたが、実際には倍額の約20万の明細となっていました。

まあ、修理の工程見ると、一旦、ドアを外したり、それなりに手間もかかっているようですが倍とは…まあ、保険なので、私が損をするわけではないんですが。

保険会社に紹介された修理工場

近隣の修理工場を紹介してくれるはずだったんですが、紹介されたのはお隣、横浜市の修理工場でした。

自宅からは、車で一時間程度の距離です。

車をリフトで上げてもらい、状況を修理工場の方と一緒に確認してみました。

バックした時に、何らかの障害物にぶつかって、マフラーが内側におされ、マフラーを吊り下げている フックから外れたようです。

最初は気付かなかったのですが、良く見ると、パンパーの下部に擦った傷が残っていました。

工具を使って、なんとか、ゴムをフックに引っかけてくれましたが、マフラーが曲がっているので 本来の位置とは、ずれています。

一応、針金ではなく、ゴム(マフラーハンガーと呼ぶらしい)で吊り下げている状態にはなっています。

 

パット見はわからないレベルまでになっています。

 

良く見ると、わかります…

見掛け上、マフラーがどのくらい曲がっているのかわからないのですが(そもそもカーブしているので)
左のマフラーハンガーの状態を見ると、本来の位置にはないことは確かです。

オデッセイの場合、マフラーが左右2本出ていて、今回、ぶつけたのは左側。
左側は作り的に、独立していて、右側のマフラーは、先端まで一体化しています。

左のマフラーのみの交換であれば多少は、費用が安くなりそうです。

さらに、その先まで影響していると、さらに交換費用アップとなるのですが、とりあえず部品の価格を問い合わせ中で、後日、見積もりを出してもらうことになりました。

オデッセイ(RB1)のマフラー修理の見積もり

バンパーは、見掛け上は軽微な傷に見えるのですが、見積もりでは交換となりました。

①.左側マフラーのみ交換、バンパー修理なしの場合、約4万円
(自腹で修理を想定)

②.左側マフラーのみ交換、バンパー交換、約11 万円
(保険で修理を想定)

③.マフラー全交換、バンパー交換、約17 万円
(保険で修理を想定)

左側マフラーのみ交換で、バンパー修理なしにすれば、保険を使って3年間で負担増になる、7万2千円より安く、一番負担が少なくて済みます。

バンパーの傷は、下からのぞき込まないとわからないので、修理しなくてもいいんですが、マフラーの損傷が、右側部分にまで影響していた場合は、バンパーを修理しなくても修理代金は10万円になり、保険を使う方が実質的な負担が少ないです。

保険修理の場合は、修理金額によって、その後の保険料が変わるということはないので、保険を使うのであれば、バンパーも交換という選択です。

今回、ぶつけたのは、左のマフラーですが、その影響がどの程度、右側のマフラーにまで影響しているかは、実際に付けてみないとわからないようです。
(左側マフラーを交換して、右側マフラーと無理なく、接続できればOKですが、右側も曲がっていて接続できない場合は、全部交換ということみたいです)

見掛け以上な大きな損傷車体をぶつけて、へこんだとか傷が付いたとかであれば、一目瞭然でわかりやすいのですが、マフラーだと外見上は、大した損傷はなさそうに見えるのですが、その影響は意外に大きかったです。

結局、保険を使って修理しました

クルマを使う予定があったので、とりあえずの「外れたマフラーハンガーを取り付ける」仮修理をしてから、正式な修理に出すまでに、少しの期間乗っていたのですが、特に違和感もなく、この状態でもOKかな?と思ったのですが、完全な状態ではないので、万一、何かのタイミングでまた外れたりしたら大変...と思い、修理に出す事にしました。

保険を使う一番のメリットは、今回の修理時点での支払いがないと言う事です。
もちろん、将来的な負担はありますが、すぐに払う必要がないということです。

同じ条件で契約すると仮定して、3年間で7万2千円の負担増になりますが、次回の更新時の負担増は約3万円。
その後の2年間で、4万2千円を年単位で分割するという感じです。

現在の車、オデッセイ(RB1)の年式は2008年で、それなりに古いのですが、走行距離は約5万キロ弱と少なく、特に問題もないので、まだ数年間は乗る事を考えると、マフラーを新しくしておけば、安心して乗る事ができること。

思った程は、痛んでなかったようですが、スキーに行ったりしているので、それなりに痛んでいる...。
以前の車は、結構、スキーで使っていたので、10年くらい乗って車検を通そうとした時に、ディーラーの見積もりでかなりの高額になり、車を買い替えました。

今回のオデッセイはそこまでひどくはないんですが、あと数年乗りたいので、思い切って、マフラーを全交換して、今後のリスクを回避することにしました。

最終的な修理金額は、マフラー交換、後ろバンパー交換で、177,750円。

修理代金は、保険会社から、修理工場に直接支払われるので、今回の私の負担はありませんが、無事故で経過した時と比較すると、3年間で、7万2千円の負担増となってしまいました。

オデッセイのマフラーのサイレンサー(タイコ)の部分は2カ所で吊るされているようですが、下の写真は、その後ろの部分です。

下の写真は、サイレンサー(タイコ)を吊るしている部分の前の部分です。

マフラーは新品になっています。

マフラー、全交換になってのですが...

ちょっと、写真がぼけちゃってますが、右側のマフラーの出口付近をよく見るとキズがあります。

ぶつけた方の、左側のマフラーは綺麗に直っています。
写真もピントドンピシャで綺麗に撮れてます。(笑)

マフラー全交換と言うと、全体、全てと思っていたのですが、マフラー先端のマフラーカッターの部分は、別扱いなんですね。

なので、ぶつけていない右側のマフラーカッターは、交換前の部品をそのまま取り付けてあるということでした。

修理工場の方の修理内容の説明で、知りました。

私は、てっきり、全て一体かと思っていました。
確かに、昔の車で、マフラー先端が格好わるいので、後付けで、マフラーカッターを自分で取り付けた事を思い出しました。

しかし、オデッセイは最初から、この形だったので、全て一体型と思っていましたが、違うんですね...

まぁ、大したキズでもないので、全然、気になりません。
たぶん、そういう説明がなければ気付かなかったかも知れません。(笑)

マフラーが落ちた原因は?

今回、バックしている時に、何かに当たったような金属音で、縁石か何かの障害物への衝突と思っていたのですが、その後、現場の駐車場を見ても、はっきりとわかりませんでした。

バンパーを擦った後はあるのですが、今回の現場ではないような気がしてきました。
別の場所で、バンパーぎりぎりの所で、何か障害物に当たり、サイレンサーが前に押される事によって、マフラーハンガーが取れかかっていたか、あるいは、後ろの部分のマフラーハンガーが取れていた状態だったとか...?

そこで、たまたま、今回の場所で、バックで下るような状態になり、2つのマフラーハンガーが取れて、マフラーが落下したのではないかと...?

結局、想像の域を出ないので、はっきりした原因はわかりませんでした。

クルマが古くなると、車両保険を付けるかどうするか、結構迷うのですが、今回は、車両保険が役に立ちました。

あ、あと、ほとんど使ったことのないJAFですが、入っていて良かったです。(笑)

(マフラーが落ちた日:2017年9月9日)
(修理工場、仮修理:2017年9月10日)
(修理工場、持ち込み:2017年10月1日)
(修理完了、引き取り:2017年10月8日)

 

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