体内時計を整えて、受験に備える 頭を活性化して、試験に集中するには?

12月に入って、受験生は、いよいよ追い込み時期ですね。

センター試験は2018年1月13日(土)、14日(日)、私立大学の入試や、高校の入学試験も始まります。

我が家は受験生はいないんですが、姪っ子が大学受験、甥っ子が高校受験です。

毎日、夜遅くまで頑張っているんですが、そうすると、どうしても朝起きるのは遅くなりがち… 特に、高校は自由登校の時期になるので、夜遅くまで勉強していると、朝起きるのが遅くなりで夜型の生活パターンがさらに加速します。

でも、実際の試験は朝からなので、リズムを崩してしまうと、いざ本番という時に本領を発揮できません。

日々の努力を最大限発揮して、いざ試験本番の時にベストな状態で、試験に臨むにはどうすればよいのでしょうか?

人間の身体は、体内時計を持っていると言われています。

目 次

体内時計とはなんでしょうか?

朝、太陽が昇って明るくなると、活動的になり、日が暮れて暮れて暗くなってくると、休息モード になって、自然に眠くなるのが人間本来の理想的なパターンです。

しかし、現代社会では、夜でも明るく、活動時間はどうしても夜型生活になりがちです。

そんな夜型生活、一番影響するのが、光です。

燈々と明るい状況では、脳が活性化してなかなか休憩モードにはなりません。

逆に夜、薄暗い、静かな環境にいると、身体はリラックスして自然と眠くなったりします。

体内時計のリズムを整える


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・起きる時刻を毎日同じにする

平日はなんとか同じ時間に起きていても、休日くらいはゆっくり寝たい… って気持ちはわかるんですが、普段より長く、しっかり寝たつもりでも、遅く起きた日は、 なんとなく、ぼーっと過ごしてしまって、身体がだるかったりして、あっと言う間に、時間が 経ってしまった…って事ないですか?

毎日、睡眠時間が短く、慢性的な睡眠不足では、意味がありませんが、規則正しく、毎日同じ時間に起きることを習慣化すると、身体のリズムが整います。

・朝の光を浴びる

よく晴れた日に、朝日を浴びながら起きるのは気持ちのいいものです。

人間は自律神経がバランスよく働く事で、元気に快適な生活が送れます。

自律神経は、交感神経と副交感神経の2つがあり、そのバランスがとれている事が重要です。

交感神経は、主に活動する時に活発に働く神経で、副交感神経は、ゆったり休養する時に優位に働きます。

朝は、これから活動するので、交感神経が優位に働き、夜の休養する時間帯には副交感神経が優位になるなど、一日の中でバランスを保ちながら、身体をコントロールしています。

もし、これが逆に働いてしまったら、朝起きても、身体が重く、だるかったり、夜は、ゆっくり寝たいのに交感神経が活発になって、なかなか寝付けないなど、生活に支障をきたすようになってしまいます。

よく、神経が高ぶってなかなか眠れない…っていう状況は、本来、副交感神経が優位になって眠くなる時に、交感神経が優位になってしまっているという状態です。

心配事があったり、次の日に大きなイベントがある時など、寝付きが悪くなるのは、この為です。

脳内物質のセロトニンをコントロール

人間の脳内には多くの神経細胞があり、その神経細胞同士が情報をやりとりするための神経伝達物質には、セロトニン、ドーパミン、アドレナリンというホルモンがあります。

ドーパミン、アドレナリンをうまくコントロールして、気持ちを安定されるのがセロトニンの役割です。

自律神経の働きに直結しているのが、脳内のセロトニンという物質です。

朝日を浴びて、光を感じることによって、脳内物質のセロトニンが増えて、交感神経が活性化します。
活動モードになり、頭が活性化します。

 

・朝ごはんをしっかり食べる

朝食の重要性は、小学校でもよく議論されますが、朝の食事をしっかり取る事によって、脳内に糖分をエネルギー補給し、脳を活性化します。

頭の回転を良くしないと、せっかく努力してきた成果が肝心な時に発揮できませんからね。

 

・夜は光を浴びない

夜、寝る前は休憩モードに切り替えないといけないのですが、強い光を浴びていると、脳は活性化して寝付きが悪くなります。

部屋の電気は暗めにして、寝る前には、スマホやパソコン、テレピなど光を発するものは見ないようにします。

まぁ、受験生はテレピは見ていないと思いますけど、スマホやパソコンを使って勉強している人は要注意です。

入学試験はある意味、一発勝負なので、ここぞという時に体調を整えて、日頃の成果を発揮したいですね。

自律神経の切り替え

寝る前はなるべく光を避けて、ゆっくりする…

そうは言っても、現実には、時間の大半を試験勉強に費やしている受験生にとっては、寝る直前まで、勉強している…って事もあると思います。

高ぶった神経、脳の興奮を鎮めて、安眠する

そんな時は、優位になった交感神経を鎮めて、副交感神経を優位にする方法は入浴です。

だれでも、毎日、お風呂には入ると思いますが、湯船に40℃くらいの低めのお湯をはり、ゆっくり浸かることで、副交感神経優位になり、寝付きを良くする事ができます。

あと、個人的に寝付きを良くする効果があったのは、目を温める事です。

疲れた目にも、暖かくて、心地いいです。

ホットタオルでもいいんですが、そのまま寝てしまう事が多いので、使い捨てタイプのアイマスク、「めぐりズム」なんかはオススメです。

まとめて買うと比較的安いですけど、さらに経済性を考えるなら、「100%あずきの天然蒸気 あずきのチカラ」や「リラックスゆたぽん 目もと用」ですね。

どちらも、同じような商品で、200回程度は繰り返し使えて、とても経済的です。

レンジで、30秒くらい温めて、目の上において、そのまま寝てしまっても、ホットタオルのように布団が濡れることはありません。

朝のシャワーで、シャキッと目覚める

逆に、朝、寝ぼけた頭をスッキリするには、熱めのシャワーを浴びるのが効果的。

熱めのシャワーを強く肌に当てることで、交感神経を刺激して、目覚めを良くします。

ただ、この時期、特に朝は寒いので、髪などを濡らした時には、しっかり乾かさないと、風邪の原因になるので、注意して下さい。