iPhoneアプリの自動アップデートはパケットを大量消費、パケットを節約するには?

普段はiPhoneとガラケーの2台持ちです。

iPhoneのデータ通信は、モバイルルータ経由でWi-Fi接続です。
モバイルルータにセットしているSIMは、格安SIMのIIJ(アイアイジェイ)です。

通話は、主にガラケーの無料通話を使っていますが、家族間の通話は、auの無料の家族間通話です。

iPhoneアプリのアップデート通知が結構な頻度で来るのですが、自動更新にしておくと、気付かない間に更新がされている時があります。

常にアプリが最新になって、便利!… かも知れませんが、別の問題があります。

モバイル通信(キャリア経由のデータ通信)で更新を行うと、貴重なパケットを大量に消費してしまいます。

目 次

自宅のWi-Fiを使って、Wi-Fi接続時にのみ、アプリのアップデートを行う

アプリの更新は、パソコンに直接接続し、iTunesを経由してアップデートも出来ますが、手間をかけずに手軽に更新するには、やはりWi-Fiが便利です。

Wi-Fiを利用すれぱ、モバイル通信のパケットを消費しないで、速度的にも速く、安定した環境で更新ができます。

iPhoneアプリの自動アップデートをWi-Fi接続時に限定する

アプリの自動更新をWi-Fi利用時だけに限定し、モバイルデータ通信のパケットを消費しないように設定するには、次のように設定します。

(手順)

「設定」から「iTunes StoreとApp Store」を選択します。

iPhoneの画面から、「設定」を選択
「iTunes StoreとApp Store」を選択

「アップデート」をONにして、「モバイルデータ通信」はオフにします。


しかし、私の場合、困った事が...

先にも書いたように、普段、データ通信は、モバイルルータ経由のWi-Fiで行っています。

ですので、上記のような設定だと、モバイルルータ経由でもアップデートが行われてしまうんです... つまり、格安SIMのIIJのパケットを消費してしまいます。

特定のWi-Fi接続時にのみ、自動アップデートを行う!?

アプリの自動アップデートはいいんですが、アップデートは自宅のWi-Fi接続時にのみ実行したいです。

モバイルルータで、Wi-Fl接続している時は、アップデートはしたくないんです。

特定のWi-Fi接続時のみ、アップデートしたいんですが、残念な事に、そのような設定はできません。

自動アップデートはOFFにして、手動でアップデートを行う

現状では、自動アップデートはOFFにして、自宅のWi-Fi接続時に、手動でアッブデートするという方法をとるしかないようです。

 

気付かないうちに、モバイルルータに切り替わり...パケットを消費...

かなりの数のアップデートが貯まっていたので、そろそろ更新しようと思い、朝、アプリのアップデートを実行しました。

そのまま、出かけたのですが、気がつくとまだ完全に終わっていたかったようで、更新中のものとか待機中のものがありました。

Webを見ていて、画面の表示が遅かったので、もしや裏で動いている?と思って、気付いたんですが、かなりの量のパケットを消費してしまいました...
2.5GBくらい消費していました(>_<)

自宅では、光回線経由のWi-Fiを利用しています。
外出時にはモバイルルータの電源を入れるので、外出時には、自宅Wi-FiからモバイルWi-Fiへ接続が自動で切り替わります。

その状態でアップデート実行中だと、そのまま、モバイルルータのパケットを消費してしまいます。

気付いた時点で、とりあえずアップデートを一時停止...アプリのアイコンをタップすると、一時停止状態になります。

意図しないアプリのアップデートを行わないように設定するには

iPhoneなど、スマホは意識していなくても、バックグランドでアプリの自動更新が行われる場合があります。

バックグラウンド更新とは、アプリが画面に表示されていない状態でも、裏でアプリの一部が動いて、データ更新などを行い、パケットを消費します。

例えば、音楽再生の「ミュージック」は画面を閉じて、他のアプリを起動してもバックグラウンドで動いて、音楽再生をします。
(ミュージックの音楽再生自体はパケットを消費しません)

他には「メール」はバックグラウンドで動いて、メールの通知をしたります。

この最初からインストールされている「ミュージック」アプリと「メール」アプリはバックグランド更新の制御はできないのですが、通常のApp Storeからダウンロードしたアプリは、バックグランド更新の制御ができるようになっています。

次の4つを停止しておけば、意図しない更新、同期を防ぐ事ができます。

①.アプリの自動アップデートを停止

上記でも書いたように、「設定」から「iTunes StoreとApp Store」を選択し、自動ダウンロードの項目全てを「オフ」にします。

②.アプリのバックグランド更新を停止

「設定」、「一般」から「Appのバックグラウンド更新」を選択します。

「一般」から「Appのバックグラウンド更新」を選択

アプリのバックグランド更新を「オフ」にします。

 

③.位置情報サービスを停止

「設定」、「プライバシー」から 「位置情報サービス」を選択します。

位置情報サービスを選択します。

位置情報サービスを「オフ」にします。

ここで「オフ」を選択すると、全てのアプリで位置情報サービスがオフになるので、アプリ毎、個別で設定したい場合は、位置情報サービスは「オン」にして、アプリ毎に設定します。

④.iCloudバックアップを停止、同期をオフにする。

「設定」から「Apple ID、iCloud、iTunes StoreとApp Store」を選択します。

※私は、データ通信はモバイルルータ経由で行っているので、「モバイルデータ通信」を「オフ」にしていますが、通常は「オン」にして、その先の画面でモバイルデータ通信を使用するアプリの「オン」、「オフ」を指定します。

 

「iCloud」を選択します。

画面、下の方に行くと、「iCloudバックアップ」があるので、「オフ」にします。

同期も必要に応じて「オフ」にします。

 

写真は、「写真」を選択して、その先の画面の項目を「オフ」にします。

「マイフォトストリーム」は、Wi-Fi接続時にiCloudデバイス間で共有化するので通常は「オン」でもモバイルデータ通信では機能しませんが、私の場合、モバイルルータを持ち歩いているので、通常は「オフ」にしています。

iOS バージョン:10.3.3(ビルド 14G60)