ふるさと納税 確定申告不要のワンストップ特例制度が適用されているか確認しました

ふるさと納税制度は、その寄付金額から2千円を引いた金額が、自分が税金を納めている自治体から 控除される制度です。

本来自分が納める税金を、別な自治体に収める事ができる...という制度です。

実際には、寄付なんですが、その寄付した分が戻るというイメージです。
2千円は、持出となりますが、実際には、それ以上の「返礼品」というお礼の品が貰えるので結果的にはお得となります。

年末近くにはテレビCMも頻繁に流れていたので、駆け込みで行った人も多いのではないでしょうか?

私も、その口で、年末近くに行いました。
「ふるさと納税で Amazonギフト券が返礼品の自治体に寄付してみました、還元率はキャンペーン利用で46%!?」で書いています。

ふるさと納税を行って、税金を控除してもらうには、本来は、確定申告を行う必要があります。
サラリーマンなどの場合、通常は確定申告をしない人が多いので、面倒と感じる人が多いのではないでしょうか?

そこを簡素化して、確定申告不要で手続きが完了する制度が、ワンストップ特例制度なのですが、 申請の期限が、年明けの1月10日で、それまでにふるさと納税を行った自治体に書類が届いていなければなりません。
(消印有効ではなく、必着です)

私の場合、ふるさと納税を行ったのが、昨年の12月23日で、みやき町から返送用書類が送られてきたのが、12月31日でした。

すぐに書類を揃えて、その日のうちにポストに投函しました。

普通であれば、普通郵便でも日程的には余裕なのですが、年末年始の時期なのでちょっと心配でした。

ワンストップ特例制度の受理の連絡は自治体によって対応が違うようです。
通知を自治体がしてくれれば、安心なのですが、その対応は自治体によってさまざまで、連絡がある自治体もあれば、連絡がない自治体もあります。

ギリギリに申請し、心配な場合は、直接、問い合わせるしかないようです。

私がふるさと納税を行った、佐賀県みやき町ですが、1月24日現在、受理の連絡がなかったので、 問い合わせてみる事にしました。

ふるさと納税がされた受領証明等の書類は、12月31日に届いていて、問い合わせ先の電話番号、FAX、メールアドレスも記載されていました。

目 次

みやき町への問い合わせ電話は話し中で繋がらず...メールで問い合わせ

とりあえず、一番早いのが電話連絡なので、電話をしてみましたが...何回電話をしても、話し中です。

佐賀県みやき町は、返礼品にアマゾンギフト券があり、その返礼品の内容でいろいろ言われていましたが人気のある返礼品だったので、寄附も集まり、問い合わせも多そうです。

少し時間をずらしてみても話し中だったので、メールで問い合わせることにしました。

送られてきた書類には、役所の連絡先が書いてあるのですが、ホームページで確認してみると、ふるさと納税の業務に関しては、業務委託をしているようで、その問い合わせ先も、外部業者となっていました。

どちらへ問い合わせるか迷ったのですが、ホームページにある「お問い合わせホーム」から連絡してみました。

その結果が1月29日に、返信がありました。

1月24日に問い合わせて、5日後に返信が来たので、問い合わせが多くて、対応が大変なのでしょうか?
結果は、無事に受理されているとの事でした。
12月31日に投函した書類は、1月4日に届いて受付完了になっているそうです。
とりあえず、安心しました(笑)

万一、期限に間に合わなかった場合はどうする?

今回は、間に合いましたが、万一、ワンストップ特例制度の締め切り、1月10日に間に合わなかった場合、その特例制度の対象にはなりませんので税金の控除を受けるには、確定申告を行う必要があります。

もし、確定申告を行わなった場合、税金の控除がされないので、ただの寄附になっていまいます。(笑)

確定申告の期間は、2019年2月18日(月)~3月15日(金)ですが、それに間に合わなった場合でも5年以内であれば、還付申告を行うことで寄附金控除の適用を受けることができます。

とはいえ、先に延ばしたりすると、さらに面倒に感じたり、忘れたりするので、早めに対応するのが 良いですね。

ワンストップ特例申請が適用されても、その後、別な要因で確定申告をすると、ワンストップ特例申請は無効になるので、確定申告する時に、ふるさと納税分も合わせて申告する必要があります。

みやき町からワンストップ特例、申請受付の受付書が届く

ワンストップ特例制度の申請受付の確認メールを受信した翌日、なんと、みやき町から申請受付の受付書が届きました。

通知がない自治体もあるようなので、確認をしてみたのですが、佐賀県みやき町に関しては、ちゃんと通知をしてくれる自治体でした。

ただ、その通知がそもそもあるものなのか、ないのかは事前にわかりませんでしたので、問い合わせをしました。

サラリーマンなど、そもそも確定申告をしない人にとっては確定申告は面倒で、ふるさと納税の為だけに、確定申告をするのは、手間がかかり面倒に感じますね。

ワンストップ特例は、必要書類を提出するだけで、その面倒に感じる確定申告が不要となる制度なのでこの制度がなかったら、ふるさと納税はちょっと敷居が高く感じてしまって、やらなかったと思います。

ふるさと納税申請から、完了までの流れのまとめ

2018年12月23日 ふるさと納税サイト「ふるさと本舗」から佐賀県みやき町へふるさと納税の申請
2018年12月31日 受領申請の連絡が封書で到着、ワンストップ特例申請書類も同封されている
2018年12月31日 ワンストップ特例申請書類をポストに投函(返信)
2019年1月24日 ワンストップ特例申請に関して、問い合わせを「みやき町ふるさと寄附金お問い合わせ」(問い合わせ先:サイネックスふるさと納税センター)のサイトから行う
2019年1月29日 問い合わせに対する返信がメールで届く
2019年1月29日 返礼品のアマゾンギフト券が、佐川急便で届く
2019年1月30日 ワンストップ特例申請の受付受理の書類が封書で届く